数字のトリック

先日ブラブラしてたら、宝くじ売り場が目に入る。なんかデカデカと看板とか掛かってて、1等が過去に出たとか、よく当たるとか書かれていて、暫く見ていると結構な人数が買って行っている様なのだが、ふーむこれってどうなのだろう?
よく当たりが出るから売れているのではなく、売れている枚数が多いからこそ、その販売所から当たりがでる確立が増しているだけではないのか?
いやしかし、いくら売れているといっても所詮は一販売所にすぎないのだから、全体として見ればそう大した確率の上昇はないのでは?精々数千分の1上昇程度ではないのか?
そう考えると、むしろこの販売所から出る確率よりも『その他多く』の販売所から出る確率の方がはるかに高いわけで。
いやしかし、過去数度1等及び高額当選が出たと書いてある。これが嘘でないとなると、やはり単純に運が良いのだろうか?

うーむ、などと考えて電車に乗って帰宅しようとしたら、出入り口の上の某セミナーの広告が目に入ってくる。
受講者のうち○○人が試験に合格とかイロイロ書かれていたのだが、その中の一つに外交官合格率100%とか書かれていてかなりビビる。
おいおい、いくらなんでも100%は嘘だろう、それとも外交官はそんなにあっさりなれるものなのか?そういや日本の外交ってホント下手だよねとか思いつつ、よくよく読んでみると『合格枠50人中50人が当セミナーを受講』とか何とか。
ううん、それって100%といえるのだろうか?
いや間違ってはいない気もするが、て言うか間違ってはいないのだが、しかしそれ受講していても合格枠50名から『漏れた受講者』も当然居るのでは?


とまあ何となく釈然としない今日この頃。
ところで宝くじって3億円分買ったら元取れる確率どのくらいなんですかね?